車の下取りの時、ディーラーに持ち込む前に目安が知りたい時がありますよね。
ディーラーに車を持ち込んでやり取りするのは手間がかかりますので、事前にある程度でいいから把握したいものです。
そんな時はネットの中古車情報サイトを参考にすると便利です。
中古車相場から下取りの目安を予想する方法
中古車情報サイトとして有名なところとして、「カーセンサー」があります。
登録されている車の台数が膨大で、ほとんどの車種の中古車を調べる事が出来ます。
とても便利なので、下取りの目安を調べる使い方を紹介します。
メーカーや車種を選んでいくか、下のキーワードに車種名を入力します。
なるべく多くの台数を確認したいため、対象地域は全国にします。
グレードを選んで、右側のオプションを選択、最後にオレンジの検索するボタンを押します。
こうすると検索結果が一覧で表示されます。
一覧に出てきた車を見ていくと、R33スカイラインクーペ、MT、修理歴無しの場合、39万円〜206万円が車の販売相場だとわかります。
走行距離や装備の状態、色など、自分の車に一番近い車はこちらでした。
他に掲載されている車と比較しても適正な価格なので、この価格だと売れるのではないかと考えられます。
この車の販売価格は129万円です。
下取りをする場合、この金額よりは絶対に安い金額になります。
一概には言えませんが、オークションの手数料、手続きにかかる費用、査定費用など、色々と考慮すると下取り価格は20万円〜60万円くらいになるのではないかと思います。
この価格帯だと、半額以下な印象です。
もっと高額な車であれば、下取り価格は6割、7割と上がっていくでしょうし、安い車なら2割、1割になる事もあります。
手続きの手間は同じため、安い車の下取りは割安になります。
また、メジャーで売れやすい車だと高値になりやすいですし、マニアックな車だと安くなりやすいです。
コンディションがいい車だと高値がつきますし、悪い車だと思った以上に安くなる事もありました。
車によって変わりますが、ざっくりと考えると、販売価格の半分くらいにはなると考えても良さそうです。
そこから、車体のコンディションに合わせてプラスになったりマイナスになったりする感じです。
下取りは特に、ディーラーによって、興味がある車と興味が無い車がはっきりしていますので、興味が無い車だった場合は、下取り価格がかなり安くなります。
そのため、サイトで相場観を掴んでから下取りにチャレンジすると対応がしやすいです。
ネットのサービスを活用した車の下取りの目安
最近利用者が伸びてきている「かんたん車査定ガイド」というサービスがあります。
複数の会社に一括で査定を依頼出来るサービスで、このサービスを利用して実際に車を売る事が出来ます。
このサービスを利用すると、今まで取引があった車の買取情報から、大体の相場を算出してくれますので、カーセンサーを利用するよりもリアルな相場を知る事が出来ます。
個人情報の入力は必要ですが、詳細な車の情報を入力していくと、愛車の概算買取相場が表示されます。
車の情報を詳しく入力する分、それに近い相場がわかりますので参考になります。
この相場は中古車業者の買取価格がベースになっていますので、ディーラーの下取りの場合はもう少し低く考えておいたほうが現実的です。
ディーラーの下取りは中古車業者の買取価格に比べて平均的に安いからです。
正確な下取りの目安を知るためには？
最終的には、ディーラーに直接車を見てもらって、今の愛車の価値をしっかりみてもらうしかありません。
ディーラーが下取りをする時、車を直接チェックしたりもしますが、下取り価格表も参考にして金額を決めていきます。
この下取り価格表を見る事が出来れば、下取り価格の目安を知ることが可能です。
でもこれは一般の人が見ることは出来ないので、ディーラーに任せるしかありません。
ただ下取りが厄介なのは、市場の相場通りの査定価格になるとは限らないところです。
ディーラーは下取りした車の多くはオークションにかけて売却します。
一部系列店で下取り車を販売する場合もありますが、ほとんどはオークションに出品します。
オークションは買い手が業者なので、転売目的です。高い価格で出品しても売れないため、どうしても安めになってしまいます。
そのため、下取り価格を高くする事はとても難しいのです。
逆に、中古車販売店の多くは、エンドユーザーへ直接販売しています。
中間コストをかけずに、買取した車を一番高く売っているので、買取価格は平均的に高いです。
あらかじめ目安を知っておく事で、下取り査定の見積もりが出た時に安いかどうかわかると思います。
下取り価格が予想よりも安ければ、中古車買取店に売却するなど、よりメリットがある行動も取りやすくなるでしょう。
