車の査定では、車内の汚れや匂いは車の持つイメージに大きな影響があります。
酸っぱい匂いがする車と、無臭の車だと、誰もが無臭の車を選ぶと思います。
たとえ同じコンディションの車だったとしても、酸っぱい車は何かあるんじゃないかと感じますよね。
そのため、査定前に自分で出来る消臭の方法をまとめました。
車を消臭する事は査定前の常識
中古車市場でも、禁煙車は有利な条件の1つになります。
喫煙車はヤニの匂いが張り付いていて簡単には消えないですし、ガラスや内装も黄ばんでいます。
煙が原因でなってしまったものなので、全てを拭き取るのは無理があるでしょう。
ずっとタバコの匂いが漂う車に乗りたいと思いますか?
吸わない人なら誰もが選ばないと思います。
カビ臭い匂いがしたらどうですか?
もっと嫌かもしれませんね・・
それだけ匂いがしない中古車というのは大切な条件になるわけです。
車を高くうるためには、査定に出す前にしっかりと対策をしておく事が大事です。
車を消臭するための便利アイテム
カー用品店やホームセンターで売られている安いもので大丈夫です。
汚れが取れやすく、多くは消臭効果もありますので、目立つところを中心に拭いていきます。
臭いが無くなって綺麗になればバッチリです。
■芳香剤
「消臭力」「ファブリーズ」「無香空間」などの置くだけタイプの無香料タイプものです。
車内用でなく、玄関・室内用でも大丈夫です。
1日か2日くらい置いて放置しておくだけでもだいぶ車内の空気が変わります。
■消臭スプレー
除菌効果があるタイプのものがベストです。
特に光触媒スプレーは通常の消臭スプレーよりも高い効果があります。
やや値は張りますが、買い換えた車でも使えると考えれば悪くない投資ではないでしょうか。
上記3点と
- 掃除機
- コロコロクリーナー(ガムテープでも可能)
を用意して車内の清掃に入ります。
車内消臭の手順
まずフロアマットを外して、叩いてホコリやゴミを払います。
そして洗剤を使ってタワシでゴシゴシ水洗いをして、生乾きにならないようしっかり乾かします。
生乾きのままだと臭いやすいので、乾燥させる事が大事です。
手順2
シートと床のゴミやホコリを掃除機で綺麗にします。
掃除機でも取れないようなスミのゴミやホコリなどは、コロコロクリーナーやガムテープで取りましょう。
手順3
シートクリーナーでシートだけでなく天井や壁もしっかり拭きます。
力をしっかり入れて、染み込んだ雑菌なども拭き取るような感覚で拭きとります。
手順4
車内全体にしつこい位に消臭スプレーを吹きかけます。
そしてフロアマットにも消臭スプレーを吹きかけて、床に再び戻します。
それが終わったら芳香剤を査定の日まで置いておきます。
トランクルームも掃除機・コロコロによるホコリ・ゴミ取り、シート拭き、消臭スプレーでケアをし、芳香剤を置くとベストです。
車内の嫌な匂いの原因の多くは雑菌にあります。
消臭効果があるグッズを使う事によって、匂いの元から取り除く事が出来ます。
必ずしもタバコやペットだけが匂いの原因ではありませんので、臭いには気をつけてみてください。