ディーラーに車を下取りに出す時、ガソリンの残量はどうしたらいいの？
空っぽでいいのか？満タンにした方がいいのか？
意外と多くの方が気にしています。
そんなガソリンの最適な残量についてまとめます。
車を下取りに出す時に適正なガソリン残量とは？
- 下取り車のガソリンは7リッター〜10リッターを目安に入れておく
ガソリンはたくさん入っている必要はなく、ディーラーまで運転できる量が入っていれば問題ありません。
ガス欠寸前のランプがついた状態だと不安がありますので、エンプティランプがつかない程度に残っていれば大丈夫です。
ちなみに、エンプティランプが点灯した状態だと、車によりますが、大体60キロ〜100キロくらい走る事が出来ます。
都心のように渋滞が多い場所だと、燃費が悪くなりますので、半分くらいを目安に考えておくと安心です。
下取りに出した車は、その後長距離を走る事はほとんどありません。
移動は基本的に輸送トラックの荷台になります。
あまり必要ありませんし、ガソリン代がもったいないので、少量が望ましいです。
逆にガソリンが多かったとしても、余分なガソリンは抜かなければならないため、ディーラーにとっても手間になります。
そのため、その車の燃費にもよりますが、7リッター〜10リッター程度入っていればおおよそ大丈夫です。
ガソリンの残量に関するQ&A
ガソリンの残量に関して多かった質問に回答します。
一般的に当てはまる回答かと思いますが、例外がある事もありますのでご了承ください。
常識やマナーとして考えても、ガソリンを多めに入れる必要はありません。
ディーラーも中古車専門店も、ガソリンがたっぷりあってもメリットはありません。
下取りした車は、これから乗り回すわけではなく、売却するだけなので、ガソリンが多くてよかったと思える部分はありません。
直接ディーラーに聞いてみても、ガソリンの残量はどうでもいいみたいで、ランプがついていない程度なら十分といった感じでした。
「ガソリンの残量が少ないと、車の下取り価格が下がってしまうのでは？」
こう考える方もいますが、全くそんな事はありません。
下取り査定は車体を評価しますので、何のオイルが入っていても、ガソリンがあっても無くても関係ありません。
ガソリンが少ないから査定額を低くするという査定士はいませんし、そんなチェック項目はありません。
ただ、多少の移動は考慮して、ガス欠ランプがつかないくらい入れておくと感謝されます。
ガソリン代は当然もらえません。
ガソリン代は決して安くはないですが、ガソリン代を下取り価格に上乗せするディーラーは1社も知りません。
基本的には車の査定なので、どんなに質が高いガソリンを入れていてもプラス査定にはなりません。
中古車ショップでも同様に、支払う業者は聞いたことがありません。
「下取りに出す車にガソリンをたくさん入れてしまったから、新車に移し替えてほしい」
こんな風に思う事もあるかもしれません。
半分以上入っているなど、ガソリンが多い時は、ディーラーにお願いしてみるといいかもしれません。
ただ、ディーラーとしてはかなり手間がかかりますし、基本的なサービスではありません。
やってくれるかもしれませんが、強気でお願い出来る内容ではありません。
ガソリンはそのままが一般的なルールなので、なるべく最後は少なめになるように調節した方がいいと思います。
まとめ
- ガソリンはランプが付かない程度残しておく
新車の購入が決まって、ディーラーと契約を交わしたあと、納車までは下取りに出す車を普段通り使う事が出来ます。
あまり走行距離が伸びすぎると問題になるかもしれませんが、通常の使用は考慮してくれています。
そのため、日常生活に支障がないように、ある程度の量のガソリンを維持しておいたほうが安心です。
下取りが決まった後のガソリン代は、少量〜半分くらいをキープして乗っていくと、あとで調整がしやすいです。
ガス欠になんてなるわけがないと思いますが、ガス欠になってしまう話は意外と多いです。
- 路上でエンストを起こして保険会社のロードサービスを利用する方
- ディーラーまで行く途中にガス欠になる方
ちょっと恥ずかしいですし、無駄な時間とお金がかかってしまいます。
せっかく下取り価格が良かったとしても、少しのガソリン代をケチったために余計な費用がかかるのでは残念すぎます。
保険に付帯しているロードサービスを利用しても、等級が下がる事はないですが、無駄なトラブルを避ける為にも、半分程度はガソリンを入れて乗っていたほうがいいと思います。
最後の引き渡しの日がわかってから微調整をして、1メモリ以内に抑えていければベターかと思います。
