相場のモニターを見ている女性

車の買取相場は常に変わりますので、結果を一覧にしても参考になりません。
そのため、2種類の買取相場を調べる方法を紹介します。

中古車の買取相場がオンラインで一覧で見られるサイト

カービュー買取相場

メーカー→車種の順にクリックして、該当車種のページに移動します。
その後、年式・グレードで絞り込むと、結果が出ます。
下取りに出したい車と同じ年式・グレードで絞り込んでも結果が出ない場合は、年式を1年、2年ずらす、価格帯が近いグレードで再度絞り込みするなどしてみてください。

相場の星

車種、年式、グレードなど、調べたい車の条件を、スペースで区切って入力して、【一発検索】をクリックすると、結果が表示されます。
年式は西暦ではなく、平成で入れて下さい。
(例)「アルファード 20年 350G」

ナビクル 下取り・買取相場

メーカー、車種、年式、グレード、新車登録日、走行距離を入力すると、買取相場と下取り相場をグラフで見る事が出来ます。
1年半くらいの期間で、車の買取相場がどのように推移しているのかわかるので、売り時を考える時の参考になるかもしれません。

市場の販売価格から車の買取相場を調べる方法

中古車市場では、色々な車種の車が販売されています。
販売されている車の価格情報から買取価格を予想します。

そのためには、データの量が多い中古車販売サイトを活用して効率化するため、カーセンサーとGoo-netを利用します。

カーセンサー

カーセンサーには、常時数十万台の車が登録されていて、車を買いたい人と販売している業者を繋いでいます。
様々な中古車販売店が登録していますので、1店舗ずつ調べる必要はなく、検索するとほしい車が一覧で表示されます。

Goo-net

Goo-netも昔からユーザー数や車の登録台数が多いため、重要なサイトです。
カーセンサーには登録されていない情報もありますので、両方活用するのがいいと思います。

自分の車のメーカー、車種、グレードと絞っていき、なるべく近い年式と走行距離の車をチェックします。
基本となる買取相場は、年式と走行距離になりますので、該当する車の販売価格を抜き出します。
平均的な販売価格がわかったら、その3割〜5割くらいが買取価格だと予想出来ます。

もちろん、中古車はコンディションによる影響も大きいので、必ず当てはまるわけではありませんが、簡単に予測する事が出来ます。

ネットの買取価格一覧を参考にする時の注意点

虫眼鏡でじっくり見る男性

ネット上で買取価格を調べられるツールは、個人情報を知らせる事なく匿名で利用出来ますし、結果が一覧でわかるので便利です。
ただ、その数字を鵜呑みにしてしまうのは注意が必要です。

  • 検索結果に表示される買取価格は、常に最新の情報ではありません。
    1ヶ月前や3ヶ月前など、過去の情報を基に算出した結果です。
    中古車市場は常に相場が変化していますので、1週間前の査定額とは違う事もあります。
  • 中古車は、同じような年式や走行距離でも、車体の痛み具合や内装の状態、傷や凹み、車検など、車によってコンディションが全て違います。
    中古車は同じ車が2つとありませんので、データ通りにならない要因になります。
  • 中古車業者は、それぞれ得意な車種やメーカーが違います。
    得意な業者と不得意な業者の査定結果は全く違うので、データとは違う結果になる事があります。

主に、この3つの要因が関係していて、リアルの査定結果がネット上のデータ通りにならない事がほとんどです。
違う車を、違う業者が、違う時期に査定するだけで、査定結果は常に違うという事です。

ネットのデータは、相場が見当もつかないという方が最初に利用をするためには悪くないと思います。
ただ、ある程度正確に知りたい場合はネット上だと限界があります。
正確な情報を得るためには、業者に査定してもらうしかありません。

ただ、業者によって査定評価が違うのに、1社だけに査定してもらっても意味が無いですよね。
何社も査定しに行くのも大変なので、一括査定サービスを使うと便利です。

車の買取価格がわかる一括査定サービスとは?

車の買取価格は業者によって全然違います。
実際に査定してもらうとわかりますが、驚くほどバラバラの見積もりが提示されます。
そのため、1社に査定してもらっても、買取相場は全くわからないわけです。

そこで利用するのが一括査定サービスです。

一括査定を利用すると、3社〜7社程度に査定を依頼出来ます。
業者はお互いが競争している環境にあって、さらに出張査定で車庫まで訪問して査定します。
こちらは動かなくとも、多くの業者が来てくれて、査定結果まで教えてくれるわけです。

中古車市場は常に動いているため、業者の出した査定結果は有効期限1週間程度ですが、リアルに売れる金額がわかります。
そのまま売るといえば売れる金額になりますので、利用価値は高いと思います。