車買取の時に必要な、申し込み、査定、買取、契約、入金など、全ての流れと内容をまとめます。
車の買取には店舗へ持ち込み査定してもらう方法と、来てもらって査定する出張査定があります。
持ち込み査定はあまりメリットがありませんので、このページでは出張査定を前提に話を進めます。
①業者に査定を依頼する
中古車の買取をしている業者のウェブサイト、または一括査定のサイトから査定の申し込みをします。
ここでは、車の型式や走行距離・色などの車の情報が必要になりますので、車検証を用意してから申し込みをした方がスムーズに進められます。
必要な情報の入力が完了すると、業者から電話かメールで連絡が来ます。
早い業者だと1分以内に、遅い業者でも24時間以内には連絡があります。
連絡の内容は、不足していた分の車の情報や個人情報の確認、訪問しても大丈夫な日時の設定が主になります。
ほとんどの業者は、駐車場や仕事場など、エリア内であれば場所を問わずに訪問してくれます。
②査定を受ける
業者に車を見てもらい、査定をしてもらいます。
査定を受けるためには、車検証と車のキーが必要です。
業者によっては自賠責保険証明書や免許証が必要になる事もあるので、これらも用意しておきます。
社外品でドレスアップしている方は、パーツ・装備品の説明書等があれば用意しておいた方がメリットになりやすいです。
査定士は、ボディ全体、エンジンルーム、トランク、車内、車の底などを中心に、細かい傷やネジ周りまできちんとチェックします。
あまりにも汚れていると査定に対する印象が悪いため、洗車くらいはしておいた方がいいと思います。
車や書類のチェックをする時間は1社あたり大体20前後が平均的です。
チェック中はその場にいなくても大丈夫です。
調査が完了したら連絡もらう事も可能です。
③査定額が提示される
査定が終わると、その場で査定結果を出せる業者と、持ち帰って後日結果を出す業者がいます。
遅い業者だと3営業日くらい後に結果報告がありました。
査定結果に納得出来るのであれば、車の売買契約に入り、納得出来ない場合は交渉したり辞退したり出来ます。
注意点
業者が提示する査定結果には、確定の価格と暫定の価格があります。
多くの業者は確定の結果を出してきますが、業者によっては自社の工場で車をチェックしてから買取価格を確定させる業者もいます。
買取価格が後から変わるのが嫌な場合は、先に確定の見積もりかどうかを確認しておくと安心です。
④売買契約を結ぶ
提示された査定額で納得出来たら、業者に連絡をして契約を進めていきます。
ほとんどのケースでは、契約を交わすと同時に車の引き渡しになります。
そのため、契約の場所は自宅か車の中で行う事が多いです。
必要書類については下記のページに詳しくまとめています。
契約書は車屋が用意します。
書類を見て、契約内容に不利なところが無いかを確認します。
契約書は小さな文字が多いですし、わかりにくい表記ばかりです。
全てを細かく確認する事は難しいと思いますので、主に2つをチェックしておくと安心です。
- この査定結果は今後変わる事が無いか
- いつどのように入金されるのか
この2点を確認しておく事で、後からお金を請求される心配なく、売却した車の代金も想定通りに受け取る事が出来ます。
⑤車の引き渡し・代金受け取り
契約書の内容に従って、車を引き渡し、お金を受け取ります。
これで車の売却は完了です。
早い業者だとその日に車を引き渡して、その場で現金買取してくれます。
遅い業者だと、契約後に車を引き取って、1週間後くらいに振り込みするところもあります。
平均的には、当日か翌日に銀行振込が多い印象です。
実際に車を売却した時の様子は下記のページに掲載しています。