旧車が好きな人は、自分で手を加えて乗っている人が多いです。
チューニングしていたり、ドレスアップしていたり。
車の性能を補うためでもありますが、カスタムする事を楽しんでいるオーナーが多いです。
クルマ好きはみんな似ています・・・
旧車ですと、高級車だった車も、車種によっては格安で手に入れられたりします。
あまり希少すぎなければ、比較的安く手に入れられたりするので、好きな車を安く買って、自分好みにしていく事が出来ます。
年式が古くても、好きな車に乗れるのが一番ですから、私も手に入るうちに乗っておきたいなと思います。
ちなみに、もっと古い自動車となると、旧車というよりは「ヴィンテージカー」という名前で呼ばれるようになります。
年代的な定義としては、1960〜70年代以前の車のようです。
旧車とは?
旧車とは特に古い年式の車の事です。
しっかりとした定義は無く、どちらかというと俗語に近いものです。
でも、実際の使われ方から考えると、1960年代〜1980年代前半くらいの車の事を指している感じです。
今から30年以上前の車になります。
古いだけあって、現行の自動車よりも性能面は大幅に劣ります。
排気量のわりにはパワーが無くて燃費が悪いですし、ボディも長く乗ると軋んできたり、サビたりします。
今ではもう生産されていないですし、今の車みたいに乗りやすくてメンテナンスもしやすい、万能な車ではありません。
でも、エンジンの鼓動や、ハンドルから伝わってくる振動など、ダイレクトに生きているように感じられるところは、今の車には無い魅力があります。
今の自動車には無い個性が強くあって、旧車のファンはまだまだ多いです。
インターネットやその他コミュニティーでも、旧車愛好家同士の交流は盛んです。
絶版車とは?
現行では生産されていない、既にメーカーの生産が終了した車の事です。
中古車市場にある車の大半が絶版車という事になります。
例えば、フルモデルチェンジされたら、以前モデルは生産されなくなります。
不人気で売れなかった場合や、モデルチェンジで旧モデルになる場合など、常に生産終了になるモデルは出てきます。
こういう車も、絶版車という扱いになりますね。
旧車はかなり古いモデルを指しますが、絶版車は生産中止になったものなので、さほど古くない車の事も指します。
ただ、基本的な使われ方としては、かなり昔に生産が終了した車の事を言っている場合が多いです。
若い人なら、その名前すら知らない・・・そんな車種の事を絶版車、と呼ぶ傾向が多いです。
中古車ショップを覗いていると、知りもしなかった古い車に強く惹かれる時があります。
旧車にはそれだけの魅力がありますよね。
旧車の中古車市場とショップ選びのコツ
旧車は、車種によって価格が大幅に違います。
安い旧車は10万円もかからずに購入できますが、高い車は1000万円以上します。
ただの古い車なのかプレミアなのか、かなり差があります。
車の種類も高級なスポーツカータイプの外車から、軽トラックまで様々な種類の車が市場で売られていて、リストを見ていると楽しくなってきますね!
しかも、街中では全く見る事が無くなった車も売られていたりしますし、ショップを見ていると、見たことが無かった車をたくさん知る事が出来ます。
ただ、旧車の中古車を買う場合は、特に注意が必要です。
古い車なので、コンディションのバラつきが激しいですし、目に見えない分の情報が大事になってきます。
車の情報をしっかりと提示してくれるショップじゃないと、後から色々と知らないトラブルだ出てきて嫌になってしまいます。
ショップ選びはすごく重要です。
情報としては、最低でも修理を何回しているか、年式表示がきちんと記されているか、走行距離に誤りが無いか、などはしっかりと確認しておきましょう。
排気量や車検の有無などの一般的な情報は、どこの中古車販売店でも必ず明記されていますが、修理回数や年式表示などはごまかせるので、必ず確認してみてください。
旧車の場合は他の一般車と違う所がいくつもある場合が多いので、詳しい人に一緒に来てもらったり、信頼できるショップを紹介してもらえたらベストですね。