スズキ車のラリーカー

スズキは軽自動車を中心に、自動車業界では人気があるメーカーです。
ワゴンRで大きくブレイクしてから人気がより高まって、小型で楽しく走れそうな車をたくさん排出しています。
そんなスズキ車は人気がありますが、ディーラーや中古車専門店の評価はどうなのか?
下取りや買取の状況、相場の動きや特徴など、スズキ車の傾向を調べました。

スズキの車は中古車市場でとても人気

ワゴンR、ラパン、MRワゴン、ソリオなどなど・・・
スズキには、軽自動車やコンパクトカーの人気車がたくさんあります。
四駆のジムニーや、ハッチバッグのスイフトなども人気があります。

人気があるため、当然中古車市場でもそこそこの価格で販売されています。
中古車はトヨタが高く売れやすい、なんてよく言われますが、スズキの中古車も負けていません。
小型車に限り、スズキの人気はかなりのものですし、価格帯も手頃で性能も十分です。
排ガス規制や維持費の安さもあり、スズキの有利になる要因がたくさんあります。

若い人から年配の方まで需要は幅広いので、今後も人気は続くと思います。

スズキの下取りってどうなの?

スズキのディーラーの下取りはあまりいい話を聞きません。
営業マンは積極的な人も多いのですが、システムの問題なのか、下取り価格については微妙な事が多いように感じます。

実際の下取りはどんな感じなのか?
こんな例があります。

スズキで新車を購入するために、今乗っているスズキ車を下取りに出すという条件。
こんな好条件にも関わらず、下取り価格は0円、査定料が数千円取られたというケースがありました。
もちろん車の状態によって下取りの価格は変わるとは思いますが、査定料までかかる話は他のメーカーでは聞きません。

下取りが1万円、査定料が約5000円・・・
こういう話もありましたので、ディーラーによるとは思いますが、スズキ系ディーラーに起こりやすい傾向があるようです。

そもそも査定料がかかるというのは、今時どうなのか?
下取りの価格に積極性は見られないですし、査定料もかかっています。
今の段階ではディーラーへの下取りは期待出来ないのではないでしょうか。

人気車種で、新しく、非常にコンディションが良いスズキ車なら、ある程度の下取り価格がつくかもしれません。
でも、そんないい車だったら、消極的なディーラーよりも高く買ってくれる業者はいくらでも見つけられます。
この状況が変わらない限り、ディーラーへの下取りは選択に入らないでしょう。

スズキにはディーラーの買取システムもある

スズキのディーラーは、下取り以外に、U’s STATION Mobilityという、スズキ公式の買取システムもあります。
ディーラーで車を買わずに売るのだけでもOKという訳です。査定はスズキの店舗で行います。
他社メーカーでも査定してもらう事が可能です。

買取した中古車は、基本的にスズキが運営する自社の販売店舗に並びます。
店舗で顧客に直接販売するため、余計なコストを抑えて高く売る事が可能になるそうです。

ホームページの情報を見ていると、一般的な中古車専門店と変わらないように思いますが、事例や情報が少ないため、どの程度買取に力を入れているかはわかりませんでした。

他社ディーラーの公式買取システムと似ていると仮定した場合、コンディションがあまりよくない場合は、メーカー系列の店舗には合わないかもしれません。
ディーラーの認定中古車を見ていると、どの車も綺麗でメンテナンスが行き届いています。
「新車がほしいけど高くて手が出ない」「メーカー保証が期待出来る中古車がほしい」こういう需要が高いため、新車に近い綺麗な車はいいかもしれませんが、古い年式や走行距離が多いものは扱いにくそうな印象があります。

メーカー系列だから特別高く買取出来るという理由は思い当たりませんので、あまり過度に期待せず、中古車買取店の1社として考えておいたほうが自然かと思います。

中古車専門店の買取はどうなのか

中古車専門店はスズキ車だけではなく、ほとんどのノーマル車から廃車まで、必ずメインにしている業者が存在します。
どんな車でも積極的に買取してくれる業者が見つけやすいため、コンディションを気にすることなく車を売る事が出来ます。
ディーラーが苦手な古い車や廃車同然でもきちんと売却可能です。

スズキの車は中古車市場だとそこそこ安定した価格帯で販売されていますので、買取の方も期待出来ると思います。
小型車の需要はずっと途絶えていないですし、スズキは維持費が安い車種がとても多いです。
今の時代に適した車が多いため、そこそこ使用してきた車でも市場価値は残っています。

需要と供給のバランスが悪くないため、あまり時間をかけなくても売れる可能性が高いメーカーです。
中古車専門店としても長い間在庫になるリスクが低いため、買取に積極的です。
14年落ちのワゴンRが5万円で売れたり、2年落ちのスイフトが100万円以上で売れたりした事もありますので、お金にかえる事は難しくありません。

どういった車種にも、どういったコンディションにも、もっというと事故車でも水没車でも、必ずメインとして営業している業者がいるため、全体的に下取りよりも有利な査定が見られると思います。
自分の車は全く価値がないと思い込んで、費用を払って廃車にしてしまう人が多いです。
正直、不動車でも買取してくれる専門業者は存在しますので、まだ乗れるようなら売れる可能性はかなり高いと思います。

不動車の場合は下記の方が参考になります。