古いアメ車は洋画にもよく出てきて、独特の魅力がありますよね。
根強いファンはとても多いですが、それでも一般の人にとっては興味が無いジャンルです。
そんなアメ車の旧車でも高く売れるのか?と思ってしまう方は多いですが、やり方次第では高く売る事は可能です。
このページでは、人気のメーカー、人気の車、中古車業者の評価についてまとめました。
アメ車の旧車で人気の車種
- シボレー:カマロ、コルベット、エルカミーノ、カプリス
- ビュイック:リビエラ、エレクトラ、ルセーバー、ロードマスター
- フォード:マスタング、ファルコン、カントリー
- ダッジ:チャレンジャー、チャージャー
アメリカの旧車は、古き良きアメリカを感じさせてくれて、独特の魅力がありますよね。
昔から洋画を見ているとよく出てきて、日本車とは違ったワイルドな雰囲気に魅力を感じていました。
アメ車の旧車は中古車市場でもコアな層に人気があります。
特に1940〜50年代のアメ車の旧車は高額買取される傾向が強いです。
古い車だけに、市場にはモノがあまりなくて、人気の車でコンディションが良ければ高値で取引されています。
アメ車のヴィンテージカーの場合、年式や走行距離はさほど関係なく、「人気モデルなのか」「コンディションがいいか」がとても重要で、相場に大きな影響があります。
ただ、一般車のように、はっきりとした相場は無く、査定する業者によって判断が全く違う事もあります。
「A社は100万円の査定結果だけど、B社は250万円だった。」
このくらい違う事も珍しくはありません。
アメ車の人気 中古車市場の台数はそれなりに多い
キャデラック、シボレー、ハマー、クライスラー、リンカーンなど、アメ車は欧州ブランドとはまた違った、パワフルで豪快な魅力がある車が多いですよね。
日本でもアメ車は人気があります。
中古車市場の台数を見ていると、日本車、ドイツ車についで、3番目くらいに多い印象です。
イタリア車、フランス車といい勝負をしています。
アメ車の多くは専門店に集まる
アメ車は、国産やドイツ車のように、誰もが買うタイプの車ではないので、中古車市場のメインではありません。
アメ車好きな人でないと普通はほしいとも思わないですよね。
市場の台数が多い車の方が、メンテナンスは楽ですし、売却もしやすいですので、実用性では選ばれません。
どちらかというとニッチな市場になるので、そこらへんの中古車販売店ではあまり見かけません。
きっと普通の店舗で展示しても、あまり売れないからでしょう。
大体が、アメ車専門店、外車専門店で販売されています。
- 特定のメーカーの車を専門にしている販売店
- アメリカのメーカーの車を専門にしている販売店
- 輸入車全般を扱っている販売店
大体この3つの販売店に分かれています。
中古車業者から見たアメ車旧車の買取査定の現状
一般的な車をメインに扱っている中古車業者だと、旧型アメ車の取り扱いには積極的ではありません。
フォードのような小型のファミリーカータイプならまだいいですが、ハマーのように大型で、普通の人がほしくなる車でない場合はなおさらです。
業者選定がとても大事になってきますね。
買取したアメ車を店舗で販売出来ない業者の場合、オートオークションに出品して車を売却します。
「買取→オークションで落札した業者→顧客へ販売」
販売先はオークションで落札した業者になるので、当然安くしか売る事が出来ません。
でも専門店の場合、店舗で直接お客さんに販売しますので、中間マージンがありません。
「買取→顧客へ販売」
直接顧客に販売するので、利益に余裕があります。
買取価格を一般の業者より高くしても、利益額を保つことが出来ます。
そのため、高額査定を考えた場合、輸入車やアメ車の専門店、旧車の販売ルートを持っている業者の査定をメインに考えると、高く売れるチャンスが増えます。
最後に
コンディションが良いアメ車の旧車はとても人気があり、市場価値は高いです。
旧車は今後、台数が増えていく事は絶対に無いので、年月が経つほど価値が上がっていく車はたくさんあります。
希少価値がある車にお金を出す人はたくさんいます。
ただ、アメ車でしかも旧車という場合、かなり特殊なジャンルの車である事も確かです。
このジャンルの車の販売ルートを持っていない業者だと、売る事が難しいので、取り扱える業者は限られてきます。
そのため、アメ車の旧車を高く売るためにはコツが必要になります。
「アメ車の旧車をどうしたら高く売れるのか?」
この点は下記の記事にまとめてありますので参考にしてみてください。