データを計算して比較している

6年くらい大事に乗ってきた愛車をついに売却する事にしました。

  • 車に乗る頻度が極端に減った
  • 車検や自動車税、保険の時期が近くなってきた
  • タイヤはそろそろ交換しないとまずい
  • 修理しないとならない箇所が色々ありそう

いい思い出が一杯の車ですが、手放す事にしました。
でも、ただ下取りに出したり、有名なガリバーに売っておしまいでは面白くないので、今回も1円でも高く売るために、なるべく多くの業者を徹底比較しました。

この方法は、「いかに手間をかけずに高く売るか」を重視して考えた戦略です。
毎回なかなかの査定結果を引き出せていますので、よろしければ参考にしてみてください。

車の情報とコンディション

BMW3シリーズ

■愛車の情報

  • BMW3シリーズ
  • 4ドアセダン
  • 15年落ち
  • 走行距離10万キロオーバー
  • 右ハンドル MT
  • 事故歴無し

■コンディション

見た目やスタイルは結構綺麗だと思います。
ボディに小傷はありますが、エンジンは調子がよく、車体のキシミはありません。
ただ、エンジン下部のオイル漏れ、下回りを縁石で擦った時の凹みはネックになります。
オイルはどこから漏れているのか目視ではわからず、ディーラーに確認すると、エンジンを下ろしてチェックしないと原因を発見出来ないそうです。
工賃が膨大にかかり、場所によっては100万円超えの修理費になるかもしれないと言われました。

■普通に考えると買取相場は?

中古車専門店から色々な車の査定を受けているとわかりますが、15年落ちの10万キロ超えの車は査定がつかない事が多いです。
1〜3万円の気持ち程度の査定を出してくれる業者がいるかどうか・・
このあたりが通常の相場ですが、諦めずに進めます。

車を高く売るために実践した手順

  • 一括見積もりサービスを3つ同時に使った
  • 午後2時間の間に全部の業者を呼んだ
  • 18時までに査定結果の電話をしてもらうルールを決めた

全てその日に完結するように計画を立てます。

①一括見積もりサービスを3社同時に利用

1つのサービスだと業者の数は少ないので、業界で実績が大きいサービスを3つ利用しました。
査定してもらえる業者を効率よく選ぶために、下記の順番で申し込みしました。

かんたん車査定ガイド申込み画面 (1):かんたん車査定ガイド
査定を依頼する業者が選べないため、最初に申し込みしました。
表示された業者数/依頼した数:5社/5社
ズバット車買取比較申し込み画面 (2):ズバット車買取比較
老舗の業者が多く、依頼する会社を選べるズバットを2番目にしました。
表示された業者数/依頼した数:7社/3社(重複業者のチェックを外して)
カーセンサー申し込み画面 (3):カーセンサー
登録されている業者数が一番多くて、業者を選択出来るカーセンサーを3番目にしました。
表示された業者数/依頼した数:7社/3社(重複業者のチェックを外して)

画像のように、ズバット、カーセンサーではチェックボックスで重複した中古車ショップを省いていきます。
結果、11社に査定依頼する事が出来ました。

なぜ一括見積もりを3つも申し込みしたのか?
毎回そうなのですが、中古車業者によって見積り価格が結構違います。

■買取した車は業者によって販売先が違う
業者は買取した車を色々な場所で販売して利益を出しています。
「店頭、オークション、海外、部品取り、バックオーダー、・・・」など、業者によってやり方が違います。
販売先や顧客が異なるため、それに合わせて買取価格も業者によって変わってきます。

■会社の売上目標などにも左右される
その時の経営状況、在庫状況などによって、買取価格が強気だったり弱気になったりします。
例えば、期末の売上目標がきつそうな場合、利益が少なくなっても買取して、売上を伸ばしたいと考えるでしょう。
会社のその時の状況によって、査定士の限界も変わるため、いつも高く買ってくれる業者は存在しません。

ポイント

業者によって買取価格が違って、どこが高いのか毎回わからないため、なるべく多くの業者の査定を受ける事が重要です

②連絡が来た業者の日時設定をしていく

一括見積もりに登録すると、依頼が完了した数分後、業者から電話やメールが届きます。
簡単な車の情報確認と、査定しにお伺いしたいという内容です。
連絡が来た順番に、希望の日時を伝えていきます。

■希望した日時

  • ◯◯日の13時〜16時の間に出張査定をお願いします

業者が査定している時は、立ち会っていたほうが車のアピールが出来ますので、プラス材料にしやすいです。
でも、あまり時間をかけたくないので、査定に立ち会う時間を「とある日の3時間だけ」に設定しました。
他の業者が来ているかもしれない事を伝え、全ての業者に同じ日時を伝えます

一括見積もりの業者から返答結果

11社中連絡が来たのは9社でした。
連絡が来なかった会社はやる気がないと考えて放置します。

A社 依頼
女性から電話。色とかシートの素材とか、簡単な質問あり。事前に概算価格を調べてくれる。申込後にメールあり、メールへの返信でも対応可能。
B社 依頼
女性から電話。最低限の話で日時設定。「精一杯がんばります」と回答。出張査定予約のメール届いた。
C社 キャンセル
男性から電話。その日は会社が休みだから、「今金額を出して今日決めるのはどうですか?」と営業。出張査定の日程合わずキャンセル。
D社 キャンセル
女性から電話。シートの素材や色、走行距離など、結構細かく確認。「この時期は忙しく、出張査定をやっていないから来店のみ」だそうです。キャンセル。
E社 キャンセル
男性から電話。「ぜひ訪問したいけど時間が合わない」との事。17時頃なら行けるという事でしたがキャンセル。
F社 キャンセル
担当者からメール。予定が埋まっていて時間が合わないのでキャンセル。対応がとても丁寧でした。
G社 依頼
担当者からメール。返信して査定の依頼が完了。
H社 返答なし
担当者から概算価格と依頼のメールが届いた。概算価格3万円。メールを返信したけど応答なし。
I社 依頼
担当者からメール。返答すると概算価格のお知らせが来た。概算価格0〜3万円。

日程が合わなかったり、メールの返信が来ない会社もあり、査定に来る業者は4社になりました。
このように全ての業者が来てくれるわけではないため、一括見積もりサービス1つだと不安があります

③出張査定を受ける

車を査定中の中古車業者

■当日にこちらが提案したルール

  • 当日の18時までに買取見積もりを出してもらう
  • 18時の段階で一番高かった会社に決める

13時〜16時の間に査定しに来てもらいました。
この時間内なら何時でもOKにしています。
このように査定時間を決める、何社に見てもらってもこちらの手間は同じなので、業者数が多くても苦になりません。

ただ、うちの出張査定まで手がまわらない業者や、休業日なども重なり、訪問してきた業者は4社でした。

査定士の方は、ボディ、ボンネット内、トランク、下回りを重点的に、ドアやウインドウ、各種スイッチを確認していました。
業者同士、時間は重複しましたが、それほど会話もなく、淡々とお互いに車を調べていました。

ポイント

来てくれた中古車業者に聞きましたが、「実車を査定してから2時間以内に買取価格を出せない業者なんていない」という話だったため、18時に設定したのは正解でした。

④査定結果の電話を待つ

コーヒーブレイク

18時までの間に、各社から電話がかかってきますので、査定結果をメモしていきます。

■査定結果

  • A社 2万円
  • B社 6万円
  • G社 10万円
  • I社 3万円

オイル漏れしている古い車だったので安い査定ではありましたが、そこそこ買取価格に差がありました。
やはり、国内のオークションで売る予定の業者は安く、海外や店頭を視野に入れている業者は高い印象です。
結果はもちろん、18時過ぎに一番高値だったG社にお願いしました。

業者の電話対応と査定に費やした時間は、トータル4時間くらいでした。

今回は楽して売りたいので、交渉はしませんでしたが、最後は交渉した方が高く売れる事もあります。

査定結果の信頼性に注意

この時に注意をしたのは、「車を引き渡した後に買取価格が変わることは無いかどうか」です。
中古車業者によってスタンスは違うのですが、車を引き渡した後に買取価格が減額されるケースもあります。

  1. 一度買取した車に何かあっても自社責任と考えている業者
  2. 一度工場でチェックをして、何か瑕疵を発見したら減額する業者
  3. 1ヶ月や3ヶ月など、ある一定の期間を決めて、故障が発生したら請求してくる業者

この3つのパターンがあるようです。
2番や3番はおかしな業者というわけではなく、そういう契約がスタンダードになっている会社もあります。
それぞれ会社によってスタンスが違いますので、契約前に「買取価格はファイナルアンサーかどうか」必ず確認をしておいたほうがいいと思います

今回契約したG社は1番だったため、安心して取引出来ました。

ポイント

査定士に聞いたところ、今は不当に瑕疵を訴えてくる業者はほとんどいないようですが、瑕疵の責任を、査定した業者が負うのか、所有していたオーナーに負わせるのか、スタンスが分かれているようです。

私は後から何かあると面倒なので、基本的に1番の会社しか選びません。

⑤契約&車の引き渡し

売買契約書
今回の車は法人名義だったので、必要書類は下記の2つでした。

  • 履歴事項全部証明書
  • 印鑑証明書

個人の場合は、履歴事項全部証明書ではなく、「住民票」になると思います。
確認事項の説明、契約書類を記入して、押印をします。
そして、車に残っている荷物を確認して、終わりです。
契約にかかる時間は大体30分くらいでした。

そして愛車は運ばれていきました。。
大事に乗ってきたので、いいオーナーに乗ってもらえたらいいなと思います。

まとめ

■今回重視したポイント

  • 査定に立ち会う時間を短くしたかった
  • なるべく高く売却したかった

■高く売るために大事だと感じた部分

  • やはり業者数は多いほどいい
  • 1週間〜10日後など、業者がスケジュールを入れやすいように前もって申し込む
  • 時間に余裕があれば、3時間ではなく4〜5時間など多めに査定時間を取ったほうが有利

目的はほぼ達成出来たと思います。
申し込みから引き渡しまで、トータル4時間半くらいで全てが完了出来ました。
ただ、直前の申し込みだったため、予定が合わない業者がいつもより増えてしまいました。

査定結果には納得しています。
事前に聞いていた概算見積もりは0万円〜5万円です。
でも、ぜひ訪問したいと言ってきた中古車店は2社ともこの価格を上回っています。
出張査定に意欲的な業者は高値を出してくる確率が高いように感じます

査定の時に中古車業者から聞けた業界の話

中古車業者の顧客ベクトル図
今の中古車業界では、買取した車は、国内販売よりも輸出の方が多いようです。
若い人が車に乗らなくなってきていて、海外の方が需要があるみたいです。
特に、古い車、走行距離が多い車は輸出の可能性が高くなります。

アジアの国々を見ていると、たしかに走行距離20万キロでも普通に走っていますし、昭和の車もよく見かけます。
世界市場で人気の日本車やドイツ車は、輸出で人気があるみたいです。

今回はマニュアル車だから有利な査定だったそうです。
右ハンドルか左ハンドルかで、価格が3倍違う事もあるそうです。
輸出する国や、車種によって、細かな部分が査定に影響してくるようです。

今回は安い車だったため、来れないと言った業者には後回しにされた?と思いましたが、そんな事は無いそうです。
高級車だと利益も大きいように思われますが、利益額が大きいと競争が激しくなるため、薄利になってしまう事が多いそうです。
買取に大きなお金が必要になるため、安い車の方が取り扱いはしやすい事を言っていました。
高級車もメリットばかりではないようです。

「安いから後回しでいいや」とはならないみたいなので、自分の車の価値が低いかなと思っても、積極的に一括見積もりを活用してみてください

最大効果を狙うために使った一括見積もりサービス

  1. かんたん車査定ガイド

    かんたん車査定ガイドの申し込み画面

    条件がマッチした場合、最大10社へ一括で見積もり依頼が出来ます。大手の中古車店だけではなく、随時新しい中古車ショップが登録されています。(ホームページの更新情報から)
    査定の申し込みまでのスキームが簡素化していますので、申込みは一番しやすいかと思います。

  2. ズバット車買取比較

    ズバット車買取比較の申し込み画面

    車買取の比較サイトでは老舗に入る一括査定サービスで、利用者は150万人を突破しました。運営している株式会社ウェブクルーの調査によると、下取りよりも平均して16万円も高く売れている実績があります。
    査定額が期待できそうな業者が登録されていて、業者の選択も出来るようになっています。

  3. カーセンサー

    カーセンサーの申し込み画面

    ネットの中古車情報サイトとして有名な、リクルートが運営するサービスです。このサービスは規模が大きく、一括査定に登録されている業者数が多いため、登録すると他サービスよりも多くの業者がヒットします。
    業者の選択が可能なため、最後に申し込んで、重複している業者のチェックを外して利用するのがよさそうです。