BMWからBMWへ乗り替え

30代男性です。子供はおらず妻と二人暮らしです。
乗り換える前はBMW320iクーペ(シルバー)に乗っていました。2012年式を新車で購入しました。
2016年に乗り換えたので4年ほど乗った計算になります。走行距離は約4万キロでした。
屋外に停めていたため、細かい傷はあったものの、無事故で駆動系、内装をを含め壊れている箇所もなく、良好なコンディションだったと思います。

選んだ車はやっぱりBMW!

新しく車を購入したお店は正規ディーラーです。
新車販売も行っていますが、認定中古車も数多く取り扱っています。
名古屋市内では比較的大きな規模のディーラーに入ると思います。買い替える前に乗っていた車を買ったディーラーです。

新しい車もBMWの320iを購入しました。色はブラックパールです。
ディーラーの登録済み未使用車を購入したのでほぼ新品です。
試乗車でもなかったので、走行距離もほぼ0キロで、半年落ちです。

車検時の費用が大幅にかかる事が買い替えのキッカケに

車を買い替えた一番の理由は、車検の時期だったからです。
走行距離にもよりますが、外車は車検のたびにブレーキパットとブレーキディスクを交換します。
それに加え2回目の車検ということでタイヤもかなりすり減っており、交換する必要があると言われました。

私が乗っていた車はスポーツタイプ、太くて薄い(扁平率が低い)タイヤを履いていました。
またランフラットタイヤ(パンクしてもしばらくそのまま走れるタイヤ)ということもあり、タイヤの交換に30万円程度かかるとのこと。
バッテリーも弱っており、これも交換する必要もありました。バッテリーも大容量のため非常に高く、6万円の見積をもらいました。

車検費用自体は国産車と大きく変わらないのですが、その他費用を含め50万円の見積もりでした。
今後古くなり、壊れて修理代がかかるかもしれないこと、新車保障も切れたことから乗り換えも検討していたところ、新古車で新しい車が安くある、と営業の方からアプローチを受け、新しく購入することにしました。
以前BMWを乗っていたこともあり、その乗り心地をとても気に入っていたからです。

国産車にはないデザインと乗り味、所有する満足感もあり、思ったより故障も少なかったことから次もBMWを購入しようと決めていました。
3シリーズはボディサイズも大きすぎず、後部座席にも大人がしっかり座れること、また予算的にもそれ以上のグレードを買えないことから、ほぼ指名買いに近い形です。

BMWの下取りがクラウンより安いのは外車だから?

頭金を200万円ほど払い、残りは残価設定のローンを組みました。残価設定プランにすると月々のローンの支払額を抑えることができるからです。
一括で払うことも考えましたが、金利が安いこともありローンを利用することにしました。
妻は突然の買い替え提案に驚いたものの、共働きで若干ですがお金に余裕があったので特に反対はされませんでした。
少し呆れていましたが・・・。

新古車ということでもともと安くなっていたので、特に値引き交渉はしませんでした。

今まで乗っていた車は下取りを利用しました。
査定してくれるお店にもっていこうかと思ったのですが、めんどくさかったので止めました。
下取り価格は初めに160万円の提示を受けました。
思ったより安いな、と思ったのですが、外車なのでこんなものか、と半ばあきらめていました。

それまで乗っていたクーペを購入するとき、「クーペははセダンより下取りは有利ですよ」と言われていましたが、実際のところあまり大差はないようでした。
ボディカラーが人気の白か黒ならもう10万円高く買い取れた、と言われましたが、今更そんなこと言われてもボディカラーは変えられないのでなんとも思いませんでした。
話し合いの末、最終的に下取り価格を5万円上乗せしてくれました。

下取り車(前乗っていた車)を購入した時と同時期にトヨタのクラウンを同じような値段で買った友人がいたのですが、下取り価格は250万円だといわれたようです。
やはり外車の下取りは安いんだなぁ、と身をもって思い知りました。

コストはかかるけどやっぱりBMWは満足度が高い!

外車はもっと壊れると思っていたのですが、意外と壊れません。その点はうれしい誤算でした。
しかし、維持費が圧倒的にかかります。特にブレーキなど足回りの消耗は激しく、車検のたびに毎回、ブレーキディスクとパッドを購入する羽目になります。
また、大口径タイヤを履いているので(しかもランフラット)、タイヤが想像以上に高く家計にダメージを与えます。
バッテリーも国産車と比較にならないほど高額です。

しかし、デザインのよさや所有する満足度、走る楽しみは国産車では味わえず、維持費が高かろうがまた乗りたいと思わせてくれる魅力があります。