駐車場に止められている色々な種類の車

  • 自分のおすすめの車をどうやって選んだらいいのか?
  • 新車と中古車どっちがいい?
  • おすすめの車はどれなのか?

初めて車を買う時は色々と悩む事は多いと思います。
まだ車を購入した経験が無いので流れがわからないですし、どんな車を選んだらいいのか悩みますよね。
ただ、あまり色々な部分を考えすぎると、楽しい車選びがつらくなってしまいます。
最初から全てを完璧にするのは無理がありますので、初めての方が最低限チェックした方がいい部分をまとめていきます。

初めての車を購入する場合は新車?中古車?

運転歴が浅い、もしくは初めて乗る車の場合、基本的には中古車にしておいた方がいいと思います。

「買って1ヶ月で事故を起こした」「壁に擦って大きな傷がついた」という話がとても多いです。
新車を買ったのに凹んだり傷ついたりするとショックですよね・・・
初の頃は保険料も高いですし、運転に慣れていない分一般の人よりも車の事故が起こりやすいので、あまり高くない中古車にしておいた方が心臓に優しいです。

さらに、コストの面でも大きな差になります。
新車同様の新しい中古車を買った場合、新車より1割〜2割くらい安く買えますし、3年落ちだと新車の半額くらいで購入できる事もあります。
300万円の車が3年乗られただけで半額になるのなら、中古車の方がだいぶお得ですよね。

新車は購入したとしても、納車された瞬間に中古車になります。
買う時は高くても、売る時は中古車相場の価格になりますので、最終的な支払い金額が大きくなります。
そのため、中古車の方がだいぶ経済的です。

10年落ちや10万キロ超えの車は安いけど買ったほうがいいの?

格安の車は、条件によっては、初めて車を持つ方に向いている事もあります。

中古車市場では、古い車や走行距離が多い車は価格が大幅に安く売られています。
10という数字が区切りになっていて、10年以上、10万キロ以上の車はだいぶ安くなっています。
もし、ぶつけたり、擦ったりしても、車が古くて安いのなら練習用として考える事も出来ます。
2年だけ乗ると決めた場合など、短期で所有するのならアリだと思います

ただし、故障によって走れなくなったり、大規模な修理が必要になると、せっかく安く買えたとしても意味がありません。
そのため、事前に確認した方がいい部分はあります。

  • 車検が丸2年あるかどうか
  • タイヤが2年くらいは大丈夫そうか
  • エンジンやミッションに不自然なところは無いか
  • 2年以内に整備が必要そうな部分は無いか

この4点を確認しておくと、トラブルなく乗れる可能性が高くなります。

長く乗りたい場合はどうなのか?
よほど好きな車なら買ってもいいと思います。
そのかわり、古くなるほど修理する箇所や金額は増えていきますので、維持費は新しい車よりだいぶ高くなります。
好きでなければつらくなると思いますので、普通の方は「次の車検までの間は乗る」など、短期所有を目的にした方が無難です。

初めて車を買う時は費用を多めに考えておく

■車を購入する時の費用

  • 購入時の予算
  • 維持していくための経費(車検・保険・税金・メンテナンス等)

車にかかる費用は、「車を買う時のお金」「車を維持していく毎月支払うお金」主にこの2つになります。
自分の収入から考えて、これから支払いをしていけるかどうかが大切です。
めての方は何に費用がかかるのかイメージしにくいため、少し多めに見積もっておく方が安全です

車の維持費

車は排気量が大きいほど、重量が重いほど、維持費が大きくなります。
毎月のコストを安く抑えるなら「排気量が小さく重量が軽い車」がベストです。

■おおよその毎月の維持費
  • 軽自動車 1万円
  • 〜2000cc 2万円
  • 2001cc〜3000cc 3万円
  • 3001cc〜4000cc 4万円

※当サイトの経験上の目安です。車検、自動車保険、点検、修理などを月割りで考えた場合(駐車場代は含みません)

新車なのか古い車なのか、コンディションによって大きく変わりますが、3年落ち〜10年落ちで、大きな修理が無ければ大体このくらいのコストになると思います。

車の部品は、エンジンパワーがあるほど、車重が重いほど、パーツの質が良くなって部品点数も増えます。
パワーに耐えられるボディ剛性、重い車重を受け止められるサスペンションなど、しっかりと作らなければなりません。
そのため、部品交換など、維持していくコストも大きくなります。
重くて大きい車は維持費が多いとおぼえておくといいでしょう。

軽量で部品が安い軽自動車は維持費がダントツに安くなります。
初めての車の場合、いつどのような維持費がかかるのかイメージしにくいと思いますので、軽量級の車の方が心配なく乗っていけると思います。

車購入時にかかる費用

車を購入する時、車両本体価格と諸経費があります。
細かな内訳はありますが、初めての方が細かく知っても特にメリットはありません。
「車の価格+手続きの費用」が支払う金額だと覚えておくとわかりやすいです
諸経費はおおよそ車体価格の30%前後くらいかかります。

例えば100万円の車を買うと、30万円近く諸費用がかかって、合計130万円になるという事です。
でもこれは大雑把な計算になりますので、正しい費用は、車屋さんに見積もりを出してもらってください。

車を購入する時の支払い方法には、現金一括とローンがあります。
手持ちの予算で買える方は現金、足りない場合はローンにする方が多いです。
現金一括払いの場合は、維持費だけ考えておけばいいので、お金の管理が苦手な人に向いています。

ローンの場合は、毎月の収入からローンと車の維持費払っても余裕があるのかどうか、ここがとても重要です。

車を持つ事と色々な部分でお金がかかります。
想定している維持費以上に大きな修理や事故、罰金など、想定外の出費があるかもしれません。
生活を便利に楽しくするために車を購入するのに、想定以上にお金がかかって逆に生活が苦しくなると悲しいので、余裕をもって計算した方がいいと思います。

初めての方はなるべく現金で、ローンを組む場合はなるべく少額になるようにすると安心でしょう。

初めての中古車購入におすすめの車

初めて車を買う時、どんな車を買ったらいいのか悩みますよね。
車好きでない限り、自分に合う車を見つけるのはなかなか時間がかかります。
そのため、初めての方でも扱いやすいおすすめの車を紹介します。

  • スタイルが良い
  • 生活にも便利
  • 車体・維持費が安い
  • コンパクト

初めての方にとって影響が大きいと思われるこの3点を満たした車を選定します。

男性向け

スズキ ワゴンR(軽)

スズキワゴンR

普通の軽自動車よりも車内が広く、普通車のように便利な軽自動車です。
ターボモデルを選ぶ事で、パワーもしっかり出ますので、街中で遅いなと思う事は少ないはずです。
狭い道や駐車場も苦にならず、車検や保険も安い、低コストで万能な車です。
昔からの人気モデルのため、売る時にも売りやすいです。


スズキ スイフト

スズキスイフト

5ナンバーサイズに収まるハッチバックボディは狭い日本でも扱いやすく、4人乗れて荷物もそこそこ乗せられる利便性があります。
見た目はスポーティーな雰囲気があるので、おとなしい車では満足出来ない方におすすめです。
この車は珍しくMTがありますので、メーカーも楽しく走れる事に力を入れているのが感じられます。
1トンの軽量なボディと合わせて、現在の小型車の中では運転していて楽しいタイプの車です。


トヨタ ヴィッツ

トヨタヴィッツ

最新モデルは洗練されて高級な外観になりましたが、新車価格でも118万円〜と軽自動車のような価格帯です。
初代からもう20年近く経過して、色々な部分が熟成した人気安定の車になっています。
4WDからスポーツタイプまでラインナップが多いので、どんな方のライフスタイルにも合わせられると思います。


日産 ノート

日産ノート

最近のコンパクトモデルの中で売れまくっている車種です。
139万円〜と少し高いですが、実用性や燃費の良さなど、1台で全てまかなえる実力があります。
トップクラスの人気車なので、売却する時も安定しやすいです。

女性向け

スズキ ラパン(軽)

スズキラパン

ラパンを女性向けのデザインとコンセプトを盛り込んで企画した車です。
スタイルも車内もとにかくかわいいので、男性には厳しいでしょう。
紫外線対策にフロントガラスにUVカットガラスを採用したり、エアコンはナノイーを放出したり、徹底した女性仕様車になっています。


トヨタ パッソ MODA

トヨタパッソMODA

可愛らしいボディデザインやカラーなど、女性向けを意識した車です。
5ナンバー枠より少し小柄で軽量に作られていますので、街中でも運転がしやすいと思います。
新車価格は115万円〜と安いですし、ある程度荷物も積めて人も乗せられるコンパクトなパッケージが扱いやすく人気です。


日産 マーチ

日産マーチ

可愛らしい外観とコンパクトなボディがとても魅力的な車です。
女性向けに明るい色が多かったり、車内が丸みを帯びたデザインなので、好みの女性は多いと思います。
シートを倒すと結構大きな荷物を積む事も出来ます。

好みの車を自分で探す時の流れ

自分の生活に合った、好みに合った車をどのように探したらいいのか?
初めて車を買う方が、最初から中古車ショップへ行っても、なかなかハードルは高いと思います。
新車ディーラーとは違って独特の雰囲気がありますし、車を選ぶ目線もまだ身についていません。
車屋をいちいちまわって探すのはとても非効率なので、ここではネットを活用します。

1)最初はジャンルから絞っていく

Goo-netカーセンサーを利用して、オンライン上で車を探します。
ほしいメーカーや車種が決まっていない場合は、ジャンルから探していくと好みの車を見つけやすいです。
サイトでは、ジャンル、価格帯、色、メーカーなど、様々な条件で絞って中古車調べができますので、自分がほしい車のジャンル(軽・セダン・ミニバン等・・・)を絞って、車をリサーチしていきます。

2)デザインや色、乗れる人数をチェックして、気に入った車種をメモしていきます。

中古車はコンディションが様々で調べるのが大変なので、まずは見た目や車の情報から絞り込みます。
気に入った見た目や色、使い勝手が合いそうな車をいくつか選定します。

3)気に入った車がいくつかに絞れたら、サイズ、年式、排気量、走行距離、価格をチェックして更に絞っていきます。

大きな修理などの出費を避ける場合は、10年落ちまで、走行距離は7万キロ以内くらい、コンパクトサイズで排気量は2000cc以下など小さいほどいいです。

4)ほしいなと思う車が見つかったら、その車を販売している中古車屋に電話をしてから訪問します。

突然訪問するのはあまり好ましくないため、電話でアポをとってから見に行くようにします。
事前に電話しておくと、車を見やすい位置に移動してくれたり、試乗の準備をしていてくれたり、スムーズに車を見られるようになります。
車のチェック項目は多々ありますが、初めての方が全て確認するのは困難ですし、逆効果になるかもしれませんので、最低限のお話をします。

  • 事故歴は無いかどうかを聞く
  • ボンネットやトランクを開けてネジ穴が潰れていないか確認
  • 遠目にみて傾いていたり不自然だと感じる部分は無いか
  • 走ってみて不自然だと感じる部分は無いか

事故歴があった場合は車屋さんが素直に告知してくれると思いますが、一応自分でも見たほうがいいと思います。
この4点で7割くらいのトラブルは回避出来ると思います。
中古車のため、完璧に調べるなら車をバラバラに分解しないといけないので、100%回避するのは不可能です。
わかる範囲でトラブルを回避出来れば十分だと思います。

5)見積もりをもらって検討する

車の購入に必要な費用を正確に出してもらい再度検討します。
車を見た時にいいなと思っても、一度持ち帰ってから1日か2日くらい考えてみたほうがいいと思います。
それでもほしい気持ちがあれば購入したほうがいいでしょう。

それでも自分で車を探すのは難しい・・・

上記の方法なら誰でも簡単に車を探せますが、それでも自分にはやっぱり難しいと感じる方もいると思います。
その場合は、ほしい車の条件を入力すると、自分に合った車を探してくれる無料のサービスがあります。
ズバット車販売
自分で車を探す必要はなく、プロが車を探してくれますので楽だと思います。